「美」の概念としての「あいまい」に関する研究

发布时间:2023-03-13 06:08:54


[論文]
日本人の美意識に関する基礎的研究




「美」の概念としての「あいまい」に関する研究


FundamentalresearchabouttheJapanesebeautyconsciousness

Researchon"Aimai"asaconceptofthebeauty


●高橋浩伸/九州芸術工科大学大学院大井尚行/九州大学
TAKAHASHIHironobu/KyushuInstituteofDesignOiNaoyuki/KyushuUniv.
KeyWords:"Aimai"BeautyConceptJapanesepeopleSubjectiveevaluation要約
現代の我々日本人の美意識はというと、混沌として、何が「美」で、何が「醜」かの区別さえも難しい状況にある。このような混沌とした現代において、新たな「美」概念を見いだし、一つの方向性を示すことは、大いに意義のあることと考える。そこで、その新たな概念として、本論では「あいまい」という概念を提起し、「あいまい」という概念が、「美」の概念であることを実証することを本論の目的とする。そこでその方法として以下の2つの方法で検証を行った。
(1)「あいまい」という「美」の概念を、既存の日本的な「美」の概念である、「わびさび」「幽玄」等の概念に見出す。(2).SD法を用いた印象評価実験にて


「あいまい」が美の概念であることを確認し、更に「あいまい」が美の概念概念の階層構造においてどのような位置づけにあるのかを検討する。
上記のような方法によって、2章においては、「あいまい」という概念が「美」の念として、「わびさび」や「幽玄」といった日本的「美」の概念の中に見いだせた。さらに3章においては、「あいまい」が、が美の概念であることを確認できた。この「あいまい」という美の概念の存在が確認出来たことで、混沌とする現代の日本人の美意識に対して、新たな一つの方向性が示せたものと考える。
今後は、これまで個人的な感性の違いとして、うやむやにされていた美意識を、現代の日本人の「地域」や「年齢」等による影響を明らかにし、「美しい景観」や、「美しいサイン」の創造のための基礎研究としていきたい。



「美」の概念としての「あいまい」に関する研究

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